めぐり逢い

番外編-川内町屋物語(新しいコミュニティーを目指して)

2009年9月8日

川内町屋物語(新しいコミュニティーを目指して)

大観土地からのメッセージ

新たな住宅プロジェクトの始動(平成20年2月完成新築住宅:U邸)

2009年9月8日

平成19年9月19日


平成19年10月24日






平成19年11月15日




平成19年12月10日



平成20年3月14日



平成20年3月19日







新たな住宅プロジェクトの始動(平成20年3月完成:グリーン・スクリーン・コート)

2009年9月7日


平成19年6月5日

大家さんの「正気」に支えられて ~新たなマンションプロジェクトの始動~


これは、僕にとって大切な思い出の写真。
平成12年8月、夏真っ盛りの昼過時、松山市本町3丁目「7’S STORIES」新築工事の建設現場……
ちょうど、現在の大観土地の活動拠点となっている同ビル5階部分のコンクリート打設作業の映像です。
外観も内観も「打ち放し仕上げ」となる当マンションの現場においては、この「コンクリート打設」の工程は、二度と後戻りのできない、やり直しのきかない、一発勝負、真剣勝負の時間でした。
「吹き付け塗装」や「タイル張り」を施す一般的なマンションでは、万が一、型枠へのコンクリート流し込みが上手く出来なくて、表面上のコンクリート斑が出来てしまったとしても、その上から塗料もしくはタイルで覆いを被せる訳ですから、少々の不手際も誤魔化しが効きます。
けれども、型枠に流し込んだコンクリートが、そのまま最終仕上げ面になる「コンクリート打ち放し」仕上げのマンションでは、原則、手直しが効きません。
「時は 後戻りできない」。それは最前線の技術者である職人さん達と、彼らを束ねる現場監督さんの技量が、とことんまで試される仕事。
これが、「打ち放し」は「現場泣かせ」と言われる由縁。


この4月にオープンした松山市運営の「坂の雲の上ミュージアム」を設計監理した安藤忠雄さんも、打ち放しの現場工程においては、鬼のような厳しい施工チェックをされることで知られています。
日本人独特の美意識、「枠」の感性が、美しい仕上げに向かって、精進の姿勢を緩めない、緊迫した時間の流れが、そこには連綿として存在し続けているのでしょうね。
思い起こせば平成12年の夏は、猛暑の毎日でした。
ほんとうに暑い日々の、気が遠くなるような、繰り返し……
7’S STORIES建築現場の職人さん達は、まさにこの暑さとの戦いでした。
赤銅色の職人さんの肌から、ほとばしり出る汗、汗、汗……
私自身、昼間、車の運転をしているだけでも、逆上せるような思いをしていたのを今でも鮮明に覚えています。


その年の冬、建物が完成した際に、多くの方々に、このマンションの「打ち放し」は、とても綺麗ですね、とお誉めのお言葉をいただきました。
僕は思っています。
当時、皆さんが、「7’S STORIES」を観て「美しい」と感じて下さったのだとするならば、この建物が、あの猛暑の夏、コンクリートを造り上げていって下さった職人さんたちの汗の結晶に他ならないからなのだと。
この建物のコンクリートの中には、前述の写真にもあるように、打設時に奮闘していただいた職人さんたちの肉体から、滴り落ちた数え切れないくらいの無数の汗が沁み込んでいるのです。
僕にとっては、そのことが、何事にも替えられない無量の財産。この上なくありがたく、一生守り続けてゆかなければならない「誇り」なのです。
「打ち放し仕上げ」を永年維持し続けることは、クラックからの水の沁み出し対処、外壁の汚れの除去等、お金も手間もかかる大変なこと。
けれども、建築時に精一杯の尽力をしていただいた職人さん達の姿を思い出しながら、これからも維持管理の努力を続けていきたいと、僕は決意しています。
(7’S STORIESも、現在は7年が経過し、雨だれと、国道R196からの粉塵で、無数のシミがついて汚れてきておりますが、まぁこれも、人が年を重ねていくごとに出来る顔の皺と一緒で、ある意味、生き続けていることへの、「時のご褒美」でもあるのですね。)


コンピューターグラフィックを駆使して、驚くほどに洗練された建築図面表現が出来るようになった平成の時代。けれども、それらどんなに垢抜けたカッコイイ図面も、実際に建てていく作業となれば、すべて人間の手作業の世界。職人さん達の生身の肉体を酷使してゆくプロセスなのです。
「建築」とは、つまるところ「職人」さんたちの「汗の結晶」。

平成19年初夏、「7’S STORIES」建築時から7年……
とても嬉しい報告がございます。
当時建築現場で汗を流していただき、「美しい打ち放し」を創り上げて下さった㈱上田土木の社長さんご夫婦と専務さん(息子さん)が、所有されている土地の有効活用をする為に、新しいスタイルの賃貸マンションの建設を決心され、今度は「大家さん」として、マンションの企画、立案を弊社に一任して下さることになったのです。
もちろん建物の土木工事は、上田土木さんで取り組みされる、まさに自力建設。
社長さんご家族、皆さんが現場で汗を流される、所謂たたき上げの土木一家の上田さん。これからの大きな夢をになった記念すべき事業に、私も、企画設計、そして入居者募集業務のスタッフとして参加させていただくことの、果報と責任感を、ひしひしと感じている次第です。

建設予定地は、松山市空港通り3丁目「明屋書店 空港通店」北裏。
完成予定は、平成20年3月です。

(つづく…)



平成19年9月19日





平成19年10月26日





平成19年11月5日



平成19年12月5日





平成20年1月21日






平成20年3月15日




平成20年3月17日







平成20年3月24日